どんな会社?!


グローバル化が進行中!
グローバル化が進行中!

昨年、中国に進出し支社を出したり、フィリピン他、東南アジアの地域にも人材開発などを含めて、積極的に進出していることに勢いを感じています。

ここ本社でもフィリピン出身の女性を社員として登用しておりますが、カナダでのビジネス経験を活かし、私が通訳を兼ねて世話役を仰せつかっています。

河村建設のグローバル化の波は加速し、本格的な海外進出に向けて余念がありません。

とにかくスピード感のある会社!

建築業界もグローバル化の動きが加速していますが、そうした動きに対して、スピード感をもって早く対応できるのが河村建設の強みなのではと感じています。

大企業であれば、多くの稟議ステップが必要で、何かと時間が掛かってしまう話を良く聞きます。
しかし、ここ河村建設では違う!「やる!」と決めたら行動を起こすスピードが実に早い!企業としてのスピード感・行動力には社員である自分も驚くほどでした。

今や中小企業に求められているのは正しい決断力と行動力の早さだと思います。時代の変化に柔軟に対応してゆくためには必要な要素ですからね。

まずは 中国 瀋陽に進出!

以前から、業界内では慢性的な人材不足であったため、我々の同業他社や多くのゼネコンは、人材・労働力を求めて、海外、特に中国に目を向けて進出していました。しかし、建築に対する文化・考え方の違いなどから、なかなか当初の願いを叶えることができず、中国進出の足掛かりは掴めないままに終わるケースが多かったと聞いています。

大連を中心に準備を進めていた河村建設でも、同じような状況に陥っていました。そんな状況のなか、中国、瀋陽エリアで建設関係の仕事をしている日本人の社長と出会い、大きく風向きが変わったんですね。

「これも何かの縁だ!」とのことで、試験的に業務を依頼してみたんです。

すると、意外にもお互いにすぐに馴染めたんです。助け合いの精神なども日本人の感覚に似ているところがあって、素朴で真面目とでも言いましょうか。
確かに文化の違いや言葉の壁なども感じましたよ。でも、瀋陽エリアのメンバーは、とにかく好奇心が強く「なぜ?なぜ?」と質問が多いんですね。そのどん欲すぎるほどの姿勢に最初は戸惑っていたのですが、言い方を換えれば勤勉なことの現れです。とにかく仕事を理解するスピードが早くて、どんどん吸収してくれます。

この吸収の早さと熱心さに感銘を受け、当初の「即戦力の獲得」から「自ら人材を育てれば良い!」という考え方にシフトして、スキルに応じた適切な教育と段階的な業務指導を行えば、中国進出は必ず実現できる!と考えられるようになったのです。

そして、願いは通じ、2017年10月「瀋陽河村信息諮詢有限公司」を設立し、業務を開始いたしました。

現時点では日本国内の案件に対するサポート業務が中心ですが、2020年の東京オリンピック以降は、中国を始めとする海外の案件に対しても質の高い業務を提供させていただけるよう、着々と準備を進めております。

一方で、フィリピンやベトナムにも…

一旦、本社に配属されたフィリピン国籍の方は、母国で建築の勉強されていたこともあり、ある程度の知識は既に持ち合わせていましたが、中国 瀋陽のメンバーと同様に、これまたとにかく吸収力が凄いんです!何ごとも全て自分のモノにしたいという意欲には頭が下がりますね。それに作図・描画のスピードは特筆ものです。

フィリピンから単身で来日していますから、まずもって、そもそもの覚悟が違うんでしょうね。どんな仕事に対しても根性が座ってると言いましょうか、何でも吸収したい!という気持ちが伝わってくるんです。とにかく気持ちがアツいんです。

先日、社内のメンバーで懇親会を開くことがありました。そこで彼女たちにお店の予約を電話でしてもらったんです。私たちであれば何てことない事ですが、彼女たちには相当に高いハードルかなぁと思っていたのです。

ところが、全くモノ怖じせずにチャレンジ、ちょっとした言葉の壁も何のその、あっさりとこなしてしまうんですね。何ごとも前向きに捉え、自分で歩を進めることの大切さ・意味を既に理解しているんでしょうね。彼女たちの勤勉さ、そしてチャレンジ精神には、我々は驚かされるばかりです。

中国 瀋陽に進出した経験を活かし、今後、フィリピンやベトナムに対しても技術拠点をつくり、精力的にグローバル化を推し進めて参りたいと考えています。

国際的なコミュニケーション力

社内のグローバル化がさらに進むと、コミュニケーションをどの様に上手く取るのかを、もっと真剣に考えなくてはなりませんね。
つまり、まずは言葉の問題です。日常会話ならまだしも、建築に関する専門用語を含んたビジネス会話力が必要になってきます。
彼女たちの日本語力アップもさることながら、私たち日本人の意識として、もっともっと英語力をつけなくてはなりませんね。

ただ、語学は1つのコミュニケーションツールに過ぎません。あくまでも、建築物の品質アップと現場周辺の安全を守るという目的達成に向けて、国境を越えた人間関係を構築してゆかなくてはなりませんね。

兎にも角にも、河村建設は破竹の勢いでグローバル化を推進しており、まさに勢いのある会社だと感じています。

2020年 東京オリンピック後に備えて

各方面でオリンピック後の国内の景気について、悲観的な予測がされています。海外から日本への観光客が年間に2,000万人を超えようとしている今、日本国内だけに目を向けるのではなく、私たちの様な中小企業も視野を拡げ、海外案件に目を向けなくてはならないのではないかと考えています。

あくまでも、私の希望的観測ではありますが……。
東南アジアを中心に海外拠点が増えて、現地でのビジネス案件がもっともっと受注できる体制が整う。そして、当然のことながら、人材もグローバル化が進み、河村建設の建築技術で世界と対等に渡り合い、技術的な国際交流ができるようになっている、そんなイメージを持っています。

今の勢いですと、それが現実のモノとなる日も遠くはなさそうです。

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