リクルートについて
2017年入社/生産設計部門
今は出向先の現場で経験を積む毎日の松田 洋一郎(まつだ よういちろう)さん。現場では施工図のチェック・修正に明け暮れているという。そんな松田さんに色々と伺ってみました。
自分のやりたいことを探すのに必死だったんです。だから自分から色々な分野に興味を持つようにしていたんです。
高校時代はいわゆる理系、電気系の事を学んでいましたし、大学では文系に転向し、英語、スペイン語、トルコ語、モンゴル語に興味を持って勉強をしていました。でも、残念ながら大学でも自分のやりたい事を見つけることができませんでした。
そこで次に公務員を目指す専門学校に入学し猛勉強して、何とか試験も合格したのですが、何かしっくりこなかったんです。今思えば、何かフワフワしていたような気がします。
当時から河村建設で働いていた村野先輩との出会いです。
草野球のチームで一緒だったので、就職の事で相談したのがきっかけです。するとそれまでに自分が考えたこともなかった様な話を聞けて新鮮でしたね。これが自分のやりたかった事だったのではないかと感じ、気付いたら面接を申し込んでいました。
建築のこと、何も分からない私でしたが、結果は「合格!」でした。
「よしっ、頑張るぞ!」と非常に前向きな気持ちになったのを覚えています。
建築に関しては何も分からなかったですから、図面に記載されている色々な線が何を意味しているのかも分からないくらいだったんです。ですから、とにかく毎日が困ったことの連続でした。
でも、当時、私の教育係をしていただいた直属の先輩に、何から何までつきっきりで教えて頂きました、しかもマンツーマンで。今思えば、大変だったろうなぁって思いますよ。
でも、このマンツーマンというのが河村建設の特徴であり、非常に良いところだと思うんです。会社の型に個人を当てはめようというのではなく、個性や考え方を尊重しつつも、基本的なことを教えて頂けるのが良かったですね。
今、私は施工図を作成する部署に在籍しています。おかげ様で、建物を建てた後に検査するチェックシートの作成については、私が責任者としてしっかりと任せてもらっています。
入社して半年間はどちらかというと基本を勉強しながら、先輩の仕事を手伝っていました。
ある時のこと。これなら大丈夫!と思って出した図面を、現場監督や職人さんに「これじゃぁダメだ!」と突き返されたんです。図面はメモ書きや不明点などで真っ赤でした。
それが毎日続くとなると流石の私もヘコみました。
「何が違うんですか?」と質問しても、当時の自分には理解できない次元の話。それでも現場の方々や当社の先輩方は優しく教えて下さいました。とにかく申し訳ないって想いでいっぱいでしたね。
でも「聞くは一時の恥、聞かずは一生の恥」と言いますよね。もう私には恥も外聞もありません。図面を描く前に、自分から先に動いて確認するようにしたんです。
そうすると不思議なもんですね。少しずつ理解できるようになってきたんです。受け身ではなく自らが主体的に動くことが大切なんだってことが身をもって理解できたのもこの頃です。とにかく毎日が一所懸命の連続でした。その時のことが苦労と言えば苦労ですが、あらためて振り返れば、成長するためには通らなくてはならないプロセスでしたね。
しばらくの間は、施工図の担当者として現場でしかできない経験をたくさん積みたいですね。とにかく現場での経験が僕を成長させてくれると思っていますから。
とは言っても、2年後には施工図だけでなく仮設計画図のことも分かるようになり、さらに3Dの図面の仕事も任せてもらえるようなオールラウンダーになりたいですね。
そして、現場から私、松田を直接指名していただけるような存在感のある人になりたいですね。いや、絶対になりますっ!
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